密室 ページ12
JM「こんにちは〜」
「こんにちは。今日もおつかれさまです」
JM「今日はたくさんありますけど」
男性陣が出払っていた時に、荷物が届いた。
「申しわけないんですけど、二階まで運んでもらうことできますか?」
いつもは一階の事務所で受け取るんだけど、今日は二階にとホソクさんに頼まれていた。
量も多いので、私一人ではとても無理。
HS「宅配便の彼に頼んでね♪」
なんて楽しそうに言っていったけどさ。
JM「いいですよ。ちょっと多いので、何回かに分けますね」
「台車使われるなら、エレベーター使いますか?」
台車で私の背よりも大きいくらいの荷物を載せて、
エレベーターへと乗った。
うちのエレベーターはめったに使わない。
古くて狭くて、端っこへ詰めたけどギリギリだった。
ドキドキするな、この状況。はやく着かないかな。
なんて思っていた。
ガコンッ
変な音がして、エレベーターが急停止した。
JM「危ないっ!」
大きな段ボールが、私の頭へと倒れてきた。
咄嗟に目を瞑ってかがもうとしたら、ガシッと掴まれた。
目を開けると、パクさんが、私のことを抱きしめてかばってくれていた。
背中に段ボールがのしかかっている。
「大丈夫?!」
JM「大丈夫、、Aさんは?」
私のことを心配してくれたけど、かなり重そう。
それでも、私にかからないよう、しっかりと庇ってくれていた。
「大丈夫。ごめんなさい。
ボタン押したいんだけど、届かないしどうしよう」
JM「ごめん、動きたいけど俺も動けないわ」
こんな申し訳ない状況なのに、がっしりと胸に抱きしめられて、ときめいてしまう。
だって、胸板が厚くて、すごく硬い。
顔が熱くて、くらくらしてる。
このままもう少しだけ、、、なんて思ってしまっている。
しばらくすると、ドアが開く音がして、向こう側から声がした。
HS「大丈夫?!荷物出すから待ってて!」
ホソクさんが、気づいてくれて、助けてくれた。
エレベーターから出たものの、パクさんは、背中を傷めたらしくて、うずくまってしまった。
すぐに、ホソクさんが病院へ連れて行ってくれた。
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ごまきち(プロフ) - 花帆さん» ありがとうございます!ジミンちゃん、またチャレンジします☺ (2022年11月8日 5時) (レス) id: e185acad37 (このIDを非表示/違反報告)
花帆 - 面白くて一気に読ませて頂きました! ジミンちゃんのギャップたまりません/// (2022年11月8日 3時) (レス) @page32 id: 8832d32b96 (このIDを非表示/違反報告)
ごまきち(プロフ) - みりんさん» ありがとうございます!嬉しいです (2022年10月3日 14時) (レス) id: c63b4217f2 (このIDを非表示/違反報告)
みりん(プロフ) - めっちゃよかったです!キュンキュンしました!! (2022年10月3日 7時) (レス) @page32 id: c7a6ff7ec8 (このIDを非表示/違反報告)
ごまきち(プロフ) - sumikoさん» ありがとうございます。そうですね。今日は久しぶりのタリョラにドキドキしましたね😉 (2022年8月16日 22時) (レス) id: adbdf19fb5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ごまきち | 作成日時:2022年8月10日 5時