Protect you 2 (ページ48)

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V day ページ48

TH side
　
　
　
　
これから帰るとメッセージが届いていた
それでもやっぱり直接会いたくて、ヒョンが帰国したと聞いたからマネヒョンに聞いて事務所にやって来たのに

TH「Aヒョン見てないですか？」

JN「見てないよ」

NM「さっきPDの部屋から出てきたのは見たよ」

TH「んん、わかりました！」

YG「あ、テヒョンア、Aそのまま帰るって言ってたぞ」

TH「えぇ！すれ違い…」

毎年欠かさず僕の誕生日は直接祝ってくれていたのに、今年はどうしてもずらせないソロの仕事で国外に行っていたヒョン

時差があるのに、しっかりと日付が変わると同時に届いたメッセージに嬉しくなって電話をしたのが最後のやりとりだった

そもそも帰国したら直ぐ僕に会いにくるって約束だったのに
事務所に先に寄るなんて。仕事で仕方ないとわかっていても文句を言いたい

スマホを取り出してAヒョンに連絡を入れようとした時、後ろから声をかけられた

『テテ！』

この声！と思って勢いよく振り向くと直ぐそこに僕の顔があった

正確には僕の顔が写っているうちわ

TH「ウェ？なに、なんで僕のうちわ？」

『懐かしくて、さっきジョングギに借りた
この頃もかわいいよね』

TH「なんで僕じゃなくて先にジョングギに会ってるの」

『次の企画でジョングガと話したいことがあったの
それよりテテ、ただいま』

TH「ヒョン、僕は怒ってるよ」

『うん、1番に会いに行けなくてごめんね』

TH「それと？」

『誕生日おめでとう、サランハンダ』

TH「フフッうん、ありがとう
おかえりなさい」

ヒョンに言われた一言で僕の斜めに曲がっていた機嫌はもう真っ直ぐにどうでも良くなって

『テヒョンア、なんで事務所にいるの？家にはまだ帰らない？』

TH「ヒョンに会いにきたの！」

『わざわざ来てくれたの？
わー、ウリドンセンなんて可愛いんだ！』

TH「ヒョンももう帰るんでしょ？一緒に帰ろう！」

『オッケ！今日はヒョンの家？テヒョンアの家？』

TH「んー、ヒョンの家！」

普段から僕に甘いこのヒョンを休ませる

そしてヒョンの疲れが取れたら、もっと沢山甘えてやるんだ
　
　
　
　
　
　