Protect you 2 (ページ40)

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楽屋に入るともうメイクと着替えを済ませたみんなが居た
会話もそこそこに、なるべく急いで着替えて鏡の前に座る

『ねぇ、もう他の出演者の人たちに挨拶した？』

NM「ヒョンが来る前に済ませてしまいました。
ちゃんとヒョンが不在の理由も言ってあるので大丈夫だと思いますけど、何かありましたか？」

『ううん、俺も挨拶したかった所があって
まだ少し時間あるし一ヶ所だけちょっと行ってくるね！』

時間的に皆さんの所には回らないが一ヶ所だけなら大丈夫でしょ
後ろでワーワー楽しそうな声が聞こえたから、ナムジュナにだけ伝えて部屋を出た

一つ間を挟んだ部屋の扉をノックすると、中から何人かの返事が聞こえた

『失礼します、挨拶に行けてなくてすみません。
防弾少年団のWILLです。今日はよろしくお願いします』

「「「「よろしくお願いします！！」」」」

SC「すみません、先輩から来て頂くなんて！」

『さっき行くって言ったじゃん』

SC「ぇ、さっきのウィル先輩だったんですか！？
すみません！！帽子でよく見えていなくて…」

『うん、大丈夫！
ねえスンチョラ、カトク交換しよ？』

「「「「えっ？？！」」」」

SC「えっ、良いんですか？
それと名前、知ってるんですか？」

『何言ってんの俺らの仲じゃん
やっぱ覚えてないの？』

SC「ウェ？ウェ？」

JH「スンチョラ、何？ウィル先輩と知り合いだったの？」

JS「僕ら聞いてないんだけど？」

SC「や、え？！」

SG「ウィル先輩、スンチョリヒョンと知り合いだったんですか？」

『知り合いってか、同じ学校にも同じ道場に通ってたんだけど
覚えてない？』

SC「ボヤ？！…ぁ、Aヒョン！！」

『あははっ！思い出した？』

SC「うわー！！！Aヒョン？
ウェ？本当に？……本当に？」

目を大きく見開いて何度も聞き返してくる姿が面白くて笑ってしまう

『人間て驚きすぎるとこうなるんだなㅋㅋ
ヤー、スンチョラ大きくなったなー！！』

さっきクシャクシャにした頭はもうセットし直してあったから軽く抱き寄せて背中を叩く

JH「先輩はいつから知ってたんですか？」

『一緒の番組に出演する事になった日に似てんなと思って、スンチョラの兄に連絡したらそうだって言われて』

SC「ウェ！？ウリヒョン、なんで教えてくれなかったの！？」
　
　
　