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HS side
wライブ後、Aヒョンに連絡して作業がひと段落した頃にまた来てって連絡を入れたら、長引くかも知れないからって断られそうになったけど無理矢理来てもらった
『ヤー!渡せるタイミングがあの時だけだと思って渡しに行ったのに!』
ヒョンは僕らの言うことにはなるべく応えてくれるから、つい無茶を言ってしまう
でも今日は僕の日でしょ?少しのわがままは許してよ
「ヒョン、置いて行った袋の中身って…」
『あ、見た?』
「見ようとしなくても丸見えでしたよ!」
楽しそうに笑う様子から確信犯だったらしい
『予定が入っていない限り、乗せてあげるからいつでも連絡してよ』
JH「夜中でも?」
『いいよ』
JH「朝方でも?」
『ホバの息抜きに使いたい時に、いつでも
ただ危ないから雨の日と、雪の日、路面凍結してる日はダメだよ』
JH「そんな日は僕も嫌ですよ
でも、ヘルメットだけじゃなくてヒョンをいつでも呼び出せる権利まで貰えるなんて嬉しいなー!」
『ちなみにそれ半分グガにもデザインして貰ったやつ』
JH「ウェ!?そうだったの?」
『考えてた時にデザイン画見られて、そのまま案を出し合ったんだよ
使わない時は部屋に飾れるようにって』
だから大事にしてなー!ってヒョンはにこやかに嬉しいことを言ってきた
ジョングガにもありがとうって連絡しなきゃ
『ホバ、一緒に居れて感謝してる
生まれてきてくれてありがとう』
JH「ふふっ、こちらこそ!」
照れくさくなって、ヒョーン!!と叫びながら抱きつく
きっとこんな心の内もヒョンには見抜かれていそうだ
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作者名:shiro | 作成日時:2022年12月23日 13時