Protect you 2 (ページ12)

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Move on ページ12

　
　
　
　
　
ワールドツアーでアメリカに滞在中、ふとホテルの外に出たくなった

最近忙しくて気持ちに余裕がなく、息抜きなんて有って無いようなものだ

気分を変えないと暗くなっていく思考にまずいと思い、マネヒョンに外に出て良いか聞きに行った

それでもきっとどこに行くにもボディーガードが付いてくるんだろうけど

mn「あぁ、わかった。ボディーガードの人に連絡するからちょっと待ってて」

ほら、やっぱり

『マネヒョン、付けてくれるなら1人だけで良いからね。
外の空気を吸いに少し散歩したいだけだし。
すぐ帰ってくるよ』

mn「そうか？でもなぁ」

『息抜きも兼ねてるから、そんな何人も連れてたら余計に息が詰まっちゃうよ。お願いします、マネヒョン』

mn「はぁ、そうかそれならわかったよ」

なんとか付き添いは1人に抑えられた

ボディーガードの人が来て一緒にホテルを出て歩く

『あの、近くの公園を歩きたいんですが付き合ってもらえますか？』

bg「わかりました、行きましょう」

ボディーガードについてくれた彼とたわいもない話しをながらオレンジ色になってきた空を見上げた

公園を歩き回り帰る途中、近くから女性の叫び声が聞こえた

よく見ると男に手を掴まれている様子で、
女性は離してほしいと何度も言っているのに、男の方はヘラヘラ笑いながら"一緒に行こうね""君も僕のこと好きだよね"なんて見当違いな事を言っている

助けに入ろうかと思ったが、女性の後ろから男性が走ってきたのを見て走りかけていた体勢を元に戻す

ボディーガードの彼の目線が俺と彼女たちを行ったり来たりしている

守られる立場の人間が勝手に動き出したら彼も大変だもんなと思いながら、俺は様子見の姿勢を取った

振りをして走り出した

後ろから走ってきた男性が、女性と男を引き離した瞬間に俺は男が持っていたナイフを蹴り上げて男をついでに背負い投げし拘束する

　
　
　
　
　
　
　