元本職 ページ2
JM side
海外への移動のために着いた空港
車の扉が開いた途端に沢山のレンズを向けられる
僕たちを見送るために集まってくれたたくさんの人たち
かけられる声にたまに反応し手を振り返したりして歩いていると、走って追いかけてくる足音と声
警備の人たちもいるから大丈夫と思っていたら、隙間から手が伸びてきて腕を掴まれそうになる
"え、うそ!どうしよう"
そう思った瞬間、反対から腰に腕を回されて抱き寄せられる感覚と声がした
『ジミナ、大丈夫?
離れちゃダメだよこっちおいで』
小さな声でそう言われて、Aヒョンに腰を抱かれながら歩く
アミ達は僕とヒョンがくっついたことに喜んで歓声を上げて、フラッシュをたいたりして嬉しそう
ヒョンはワザと僕の頭を肩に寄せてペンサしている
『ごめんね、ジミナは俺のなんで取らないでねー』
瞬間、さっきの歓声とは比にならないくらいの叫び声が響いた
他のメンバーも声に驚き、振り向いて確認してくるくらいで
僕は安心したのと、少しの優越感と恥ずかしさの色んな感情で顔を片手で覆ってアミたちに手を振るのがやっとだった
ゲートを潜り抜けた後、ヒョン達には心配されたけどテヒョンとジョングクは
TH「ヒョン!次は僕のこと守ってアミ達に宣言してよ!!」
JK「あにゃ!僕のことを宣言してください!!」
なんてAヒョンを困らせていた。
正直、腰を抱き寄せられて守られたのに少し胸がキュンとしたのは黙っておこうと思う
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作者名:shiro | 作成日時:2022年12月23日 13時