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JM side





BTS倉庫(アジト)





向こうから圧倒的なオーラを放ちながら歩いてくるひとりの女


ゲラゲラと騒いでいた連中が一瞬にしてヒソヒソとなる





MB「おい···姫だ」

MB「やー···やっぱ綺麗だよな」

MB「高校生のときのAさんまじで可愛かったよなぁ」

MB「うちの姫が断トツで一番」




「あ···皆さんこんばんは
今日もご苦労さまです」




「「「っ·····」」」





立てば芍薬


座れば牡丹


歩く姿は百合の花


まさに彼女はそんな言葉がぴったりだった





JK「·····あいつら何」


TH「ジョングギ
男の嫉妬は醜いぞ」





彼女が通れば男の視線を釘付けにして
彼女が笑えば女はそれを敬意の眼差しで見る


まるで絵に書いた魔性のように聞こえるけど彼女はそれを自覚していない


無意識···だからタチが悪い





「ただいま帰りました」


JK「お前···ナムジュニヒョンは?」


「大丈夫です···
ちゃんと入口まで送り届けてくれました」


JK「·····そう」


JH「おかえりーA」


「ふふ···ただいまですオッパ」





ユンA
俺たちのお姫さま


韓国一のスラム街
BH地区最強ギャングチーム【BTS】の正真正銘の姫枠


俺たちが唯一その身を盾にして守る女の子


そして我らがジョングギの彼女


··········すげぇ不本意だけどね




·

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作者名: | 作成日時:2024年3月27日 12時

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