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A「おっぱ、親からメールきた、さっそく知らせてくれたんだね、ありがとう」
YG「お義母さん、最初、信じられなかったみたいでさ、
妊娠って、赤ちゃんのことよ!BABY!ってㅋㅋㅋㅋㅋ
まだまだ、日本語だめだな。
子どもよりも先に、日本語マスターしねぇとな」
ハンドルを握りながら、ニコニコするユンギさんの横顔をみながら、そっとお腹に手をあてる
A「ここに、オッパの赤ちゃんがいるんだね…」
信号が赤になり、ゆっくり車を停車させ、ユンギさんが手を私のお腹の上の手に重ねる
YG「ありがとな、来てくれて。
お前もさ、安定期に入るまでは、なるべく家で仕事するとか、無理すんなよ。
奥さん、もう、一人の身体じゃないんですから」
ふふっ
赤ちゃんが出来て、なんだかまた、ぐっと、ユンギさんと近くに、そして太く繋がったというか、
家族になれたんだなって、実感する。
ユンギさんのオモニからも、お祝いの電話がきた。
娘が欲しかったのに、娘を産めなかったからって、実の娘のようにかわいがってくださる。
韓国のオモニたちって、距離が近いし、世話好きの方ばかりで、
私は実の親が離れたところにいるし、日本人の私に色々教えてあげないといけないという使命感が出てくるのか…
SEVENTEENのメンバーのオモニたちも、私を不憫に思い、
また、自分の息子たちの世話もお願いしたいと、
常に連絡がくる。
韓国人母親の気質なんだろうね。
私の妊娠を知ったら、韓国のオモニたちが、
あーしなさい、こーしなさい、これを食べろ、体調はどーだと、
大騒ぎするのが目にみえる笑
ありがたいな
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作者名:みんと | 作成日時:2022年7月30日 12時