韓国人のBoyfriend【JK】4【特別編】

28話【JK】 ページ28

家に着いて、とりあえずヌナが着れそうな服探してみるけど、まぁ、あるわけなくて。



とりあえず白のロンTとスウェットを、
ソファーの近くで、
立ったままのヌナに手渡した。

タオルで髪を拭いてるヌナはびしょ濡れで、
このままじゃ風邪引いちゃうな。




JK『とりあえずこれに着替えといて、
で、今着てる服、乾燥機入れといて。
多分直ぐ乾くから。
俺、ヌナが履けそうな靴買ってくるから、』



〈…………こんな時間に開いてるとこなんてないでしょ？〉



JK『車で10分ぐらいのとこに業務用スーパーあるから、そこなら開いてる。
作業用の靴ならあると思うし。
今日はとりあえずそれ履いて帰って？
さすがに俺のじゃデカすぎるから』







〈ねぇ、グク〉


JK『ん？』


〈まだお店、片付け残ってるでしょ？
いいよ、靴は、明日で〉


JK『…………いや、そしたら帰れないじゃん』


〈今日は泊まったらダメ？雨もひどいし〉









何考えてんだろう、ヌナは。

俺の事、弟みたいにしか思ってないとしても、

ちょっとそれは無理がある。

だって、俺たちって…………

ヌナからしたら、

もう消した過去かもしれないけど。






JK『泊まってもらうのは、ごめん、無理。
Aちゃんに変な誤解されたくないし。
店の片付けは後でいいから、
とりあえず靴買ってくるから、待ってて』



大人の女の人って
平気で彼氏でもない男の家に泊まんの？

よく分かんない、マジで。

ヌナの顔を見れずに、そのまま部屋を後にした。

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