韓国人のBoyfriend【JK】4【特別編】

23話【JK】 ページ23

店終わるまで、一人旅の人待たせんのは無理があるから、
休憩に入って、食事を済ませたユンギさんを、
店の裏口に誘って、二人でベンチに座った。







YG《悪いね、仕事中に》


JK『いや、いいっすよ。
で、話って何ですか？』


YG《あのさぁ、ジョンハン君》


だから俺はジョングクだって。



YG《俺、仕事でもうすぐアメリカに行くんだよね、
1年ぐらい》


JK『はぁ、』


YG《アメリカ行ったことある？》


JK『ないっすけど』


YG《俺もないんだよね》



てかこの話なんだよ。

あんたがアメリカに行こうが知ったこっちゃない。

いや、ちょっと嬉しいけど。

だって何もないにしても、

Aちゃんの事抱き締めてたのは事実だし。







JK『で、何が言いたいんですか？』


YG《Aも連れて行きたいんだよね、》


JK『えっ？なっ？は？』




思わず立ち上がると、
YG《落ち着けよ》
って鼻で笑うから、
何か分かんないけど殴りたくなってきた。





JK『喧嘩うってます？』


YG《焦んなよ、若いねぇ。
人の話、最後まで聞いた方がいいよ》


そんな年変わんないでしょ、多分。






JK『人の彼女連れて行きたいって
どうかしてます』


YG《はは、違う違う。
そういう意味じゃなくて、仕事を一緒にやりたいって事。
韓国語の翻訳できる人が必要なんだよ。
Aにチャレンジしてみないかって言ったら断られてさ、》


JK『………え？』


YG《やっぱ聞いてない？》






聞いてないよ、
そんな話…………全く。






YG《あんたの側にいたいから、
行きたくないって言うんだよ》

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