韓国人のBoyfriend【JK】4【特別編】

14話 ページ14

｢ほんとに？｣


JK『ほんと』


｢うわぁ｣


JK『ふっ、うわぁって何？』


｢嬉しくて｣


JK『そんな嬉しい？』






当たり前じゃん、そんなの。

会えるんだよ？ジョングク君に。







JK『行きたいとこ、考えといて。
車で行くから、どこでもいいよ』



｢遊園地行きたい！｣





思わず口にした理由は、
今、深夜番組で、カップルが遊園地に行ってる
ゆるーい映像が流れてるからで。



本当はジョングク君とならどこだっていいけど、
こういう所、ジョングク君と行った事ないし。
何か恋人同士で行くのって憧れるし。








JK『え？遊園地？』


｢あっ、でも。
ジョングク君疲れてるし、微妙だよね？
やっぱり違うとこ、｣


JK『いいじゃん、遊園地。
行こ？』









ああ、もう、どうしよう。

嬉しい。









｢たたたた、楽しみ｣



JK『ふふ、そうだね』



｢ねぇ、ジョングク君。
……………ボ、｣



JK『ボ？』


｢やっぱり何でもない｣



JK『何？』



｢何でもないって｣








ボラさんはいつまでお店を手伝うの？

ジョングク君が帰り送ったりしてないよね？

もしかして、また2人は………………







聞きたい事は沢山あるけど、
どれも口にしなかった。
口にしたくなかった。









｢ジョングク君、｣


JK『ん？』


｢好きだよ｣


JK『何、急に？酔ってんの？』






同じように

“好きだよ”

って言ってくれる彼氏じゃないけど、

私はジョングク君が好きだ。


多分、どんな事があっても

この気持ちは変わらないよ。

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