韓国人のBoyfriend【JK】4【特別編】

2話【JK】 ページ2

〈この後、飲みに行こうよ？〉



JK『ごめんなさい、
今日もこの後ずっと仕事だから。
また、誘って下さいね』



〈ジョングク君っていつもそればっか。
いつになったら一緒に遊んでくれるの？〉



JK『いつか時間ができたら、ね！』



〈年上の女は嫌い？〉



JK『全然。むしろ、好きですよ』


って誤魔化すように笑って、
席から離れようとしたら、


〈じゃあ、連絡して。絶対だよ？〉


って紙切れをポケットに入れられた。










……………うーん

よく来てくれる人だし、
近くの飲み屋で働いてる人だし、
どうすべき？




とりあえず、腹減ったな。って
休憩室に向かってると、
バイトのヨンジュンが、
後ろからすごい勢いで走ってきた。






《ねぇ、ヒョン。
さっきあの常連さんから連絡先もらってたでしょ？》



JK『あーっ、うん』



《あの人綺麗ですよね。
近くのガールズバーで働いてる人でしょ？》


JK『うん』


《連絡返すの？》


JK『えっ？返さないって』



《何でですか？
返さなきゃやばいでしょ？
お客さんですよ。
あの人、ほぼ毎日来るじゃん。》



JK『うん、でも』



《彼女さんに悪いとか思ってます？》


JK『まぁ』



《ヒョンそんな顔して、真面目ですね》







そんな顔ってどんな顔だよ。

真面目かどうかは知らないけど、

ただ俺は、
自分がされたら嫌な事はしたくないだけ。








《ヒョン、
シュガー&スパイスって言葉知ってる？》



JK『………何それ？』


《女の子はシュガーばっかの男じゃ物足りないんですよ。
スパイスがなきゃ、飽きられちゃいますよ？》

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