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クリスマスイブ
今日も協会までお散歩しに行く
協会までの坂はベビーカーだとしんどいのでいつも車から降ろしたあとは抱っこ紐で連れていく
今日は寒いけどすごく良い天気、周りの緑も少し冬景色で、落ち葉をふむ音も季節を感じれる
「今日もお父さんはお仕事頑張ってますかねー」
と彼そっくりなヒロミに話しかける
クリスマスにサプライズをしてもらったのが昨日のようで
今年は会えなくて少し寂しいけど、ヒロミが居てくれる
心はすごく暖かい
朝の早い時間はお年寄りが立ち寄る方がちらほら居るけど
この時間帯は本当にいつも静か
昼からはクリスマスイブだからか集まりがあるみたいで貸切になるみたい
今日は静かなうちに帰ろう
いつもの席に触って呼吸を整えてテヒョンの曲を聴く
隣にいるみたいで、とても落ち着く彼の声
誰かが入ってきたのか足音が近づいてくるけど、気にせず座ってると隣に座ったので、変な人かと思って少し冷や汗が出る、恐る恐るイヤホンを取って隣を見た
「え...ど、どうし」
TH「ふふ、クリスマスプレゼント持ってきた。」
「うそ」
TH「びっくりした??ひろみの初めてのクリスマスでしょ?選びきれなくて沢山買っちゃった!」
サンタさんが持ってるみたいな大きい袋に沢山おもちゃが入ってる
「テヒョナサンタありがとう!忙しいのに、、無理矢理抜けてきたんじゃないの??」
TH「無理矢理じゃないよ?それに今日は皆休みなの!だから、皆も、あ、違う今のなし、えっとさ」
「急にしどろもどろになるじゃん。笑」
何故かテンパってるテヒョン
TH「Aのプレゼントも持ってきたんだ。受け取ってくれる?」
すごく緊張した顔で話すから私まですごく緊張してくる
「うん。もちろん。」
テヒョンはポケットに手を突っ込んでガサゴソ何かを探して、
私の左手を取ってポケットから出てきたものを私の左薬指にゆっくりはめる
TH「ぼくとけっこんしてくだしゃい」
可愛い日本語でのプロポーズ
信じられないくらい大きく輝いてるダイヤモンドは涙でかすんでちゃんと見えてないけど
顔をあげてしっかりテヒョンの目を見て
「はい」と頷いた
左手を握ったままテヒョンが私の涙を拭う
TH「何があっても2人のこと守ってみせるから」
ニカッと笑うテヒョンに釣られてわたしも笑顔で
「うん!」と返事をした。
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rei(プロフ) - ちふゆさん。ありがとう🥹ほんとに嬉しい (3月22日 21時) (レス) @page44 id: ca6de663e9 (このIDを非表示/違反報告)
ちふゆ(プロフ) - なゆさん» やっとです🥲ドキドキです🥲 (2月23日 17時) (レス) id: fe6888fa87 (このIDを非表示/違反報告)
ちふゆ(プロフ) - 。さん» 嬉しいコメントありがとうございます🥲 (2月23日 17時) (レス) id: fe6888fa87 (このIDを非表示/違反報告)
ちふゆ(プロフ) - reiさん» 神様はいるみたいです♡♡♡ (2月23日 16時) (レス) id: fe6888fa87 (このIDを非表示/違反報告)
なゆ - わぁ… いよいよ…ドキドキします (2月22日 21時) (レス) @page43 id: c3cca9217a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ちふゆ | 作成日時:2023年3月13日 23時