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TH「ぅ....っ...Aだ....ほんもっ、のだよ、ね?っ」
目と鼻を真っ赤にして
くしゃくしゃな顔で泣いてる世界で1番大好きな人
私の顔を愛しそうに見つめて、我慢できずに声を漏らしながら子供みたいに泣いてる彼の顔を見て
自分のした選択が全て間違いだったと後悔する
「....テヒョナ...ごめんね...」
そっと彼の頬に手を当てて涙を拭うと私の手を優しく握って首を振りながら泣くのを我慢する
気づくと私は自然にテヒョンを抱きしめていた
こんなに傷ついた顔をさせてしまったのは自分なのに
もう何がどうなっても私が幸せにしてあげたい
背中を優しく摩ってあげると、私をギュッと抱きしめて鼻を啜ってる
しばらくして、落ち着いてきた頃
TH「ねぇ....僕嫌われるようなことしちゃった?」
肩に頭をおいてボソッと話す
「嫌いになんてなってないよ...」
TH「僕より大事な人ができたのは本当なの?」
「それは...順番は付けられないんだけど大事な人が出来たのは本当なの...」
TH「...なんだよそれ...誰だよ...」
「ちゃんと話するから、家まで来てくれない?」
ガバッと離れて私の目を見て
TH「やり直してくれるまで帰らないから」
と拗ねながら立ち上がって、
TH「早く行こ」と手を差し出してきたから自然と手を繋いで少し後ろを歩いてく
TH「ここの神様は優しいね」
「え?」
TH「神様にお願いしたんだよ、そしたらまたAに会わせてくれたもん」
と泣いた後の真っ赤な目で真っ直ぐ笑う
私は涙を堪えてつられて微笑む
「下のコンビニに車停めてあるから、テヒョナ何で来たの?タクシー?」
TH「うん、あ、ジミン忘れてた」
やっぱり一緒にいたんだ、、ジミンさん怒ってそう...
コンビニまで行くと私達に気づいてタクシーから降りてきたジミンさん
JM「どこいってたんだよ!え、なになに、なんで?」
TH「神様のおかげでAに会えたよ」
JM「まず俺おいてったこと謝れよ!笑」
「すいません、、今から家で話するので良かったら一緒に乗っていきませんか?」
TH「えージミンはタクシーでいいじゃん、痛っ!」
JM「乗らせて頂きます」
ジミンさんはテヒョンに回し蹴りをかました後、タクシーの運転手さんに謝り、黒いカードで支払いをして、3人で家に向かった
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rei(プロフ) - ちふゆさん。ありがとう🥹ほんとに嬉しい (3月22日 21時) (レス) @page44 id: ca6de663e9 (このIDを非表示/違反報告)
ちふゆ(プロフ) - なゆさん» やっとです🥲ドキドキです🥲 (2月23日 17時) (レス) id: fe6888fa87 (このIDを非表示/違反報告)
ちふゆ(プロフ) - 。さん» 嬉しいコメントありがとうございます🥲 (2月23日 17時) (レス) id: fe6888fa87 (このIDを非表示/違反報告)
ちふゆ(プロフ) - reiさん» 神様はいるみたいです♡♡♡ (2月23日 16時) (レス) id: fe6888fa87 (このIDを非表示/違反報告)
なゆ - わぁ… いよいよ…ドキドキします (2月22日 21時) (レス) @page43 id: c3cca9217a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ちふゆ | 作成日時:2023年3月13日 23時