君を想う4------TH

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そろそろジミンさんが来るから帰らないと...
テヒョンも一緒かもしれないから心の準備もしないとな、



子供の前では泣けないから


我慢していた分沢山泣いてスッキリした




いつまででも聞いていたいテヒョンの甘い歌声を止めて

そろそろ帰らなきゃと思いイヤホンを片付けると咳払いが聞こえて


誰か他の人が来てたんだ

イヤホン付けてて気づかなかったな


って思いながらも今の咳払いの声に


勝手に身体がキュッとなった
心臓が壊れるんじゃないかと思うくらい身体の中で音がする









もしかして...















｢A?｣



少し掠れて震えた声で私の名前が聞こえた


私が何も答えられないで下を向いていると



｢Aだよね？｣



後ろから聞こえるその声に振り向くことが出来ない



後ろにいる彼はゆっくり立ち上がって私のいる方に近づいてくる


TH｢ねぇこっちむいて｣


真横に座った彼は下を向いて膝の上でキュッと服の布を掴んでる私の両手に手を重ねた




その手には私があげたピンキーリングがついていて
手の温かさと懐かしい匂いに涙が込みあがってきた









そっとテヒョンの方に振り向くと







TH｢みつけた｣





テヒョンは泣きながら笑った

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