君を想う4------TH

188___TH ページ38

ジミンがトイレに行きたいと言って停まったコンビニ



見覚えがあった



このコンビニの横の細道をあがってくとAと一緒に行った教会があるはず


少し行ってみたくて、運転手さんにすぐ戻ることを伝えて走って坂道を登る





登りきるとそこに現れたのはここだけ時が止まったみたいな静かな空気の流れる場所


TH｢懐かしい、、｣


たった1年くらいしか経ってないのにとても昔見た景色みたい


去年Aと初めて会ったこの土地で

早すぎる告白をした場所


今でも鮮明に思い出せる、Aの恥ずかしい時林檎みたいに赤くなるほっぺ


あの時はこんな事になるなんて思ってなかった

天使様は意地悪


あの時僕が嘘をついてたから？

だから彼女と引き離したの？



ゆっくりこの空気を味わって教会にむかう



せっかく日本に来てるのにAには会えない



神様にもう一度お願いしよう



Aに会いたい





そう思いながら扉をゆっくり開けた











TH｢....！？｣


すごくAに似た女の子が前から3列目位の席で座ってる





似てるだけ？それとも幻覚を見てる？




僕は恐る恐る前に進む






1歩1歩進む度に視界が歪む




あと1列





そこから見えた横顔は僕が1番会いたかった人



音楽を聴きながら目を閉じて涙を流してた



なんで泣いてるの？



すぐにでも抱きしめたい



でも




拒絶されたらどうしよう....





そんなことを考えてしまって2列後ろの席に座った

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