君を想う4------TH (ページ35)

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久美が言っていたとおり

ジミンさんが尋ねてきた

全て隠して帰ってもらおうか本当の事を言って相談しようか悩みながら扉をあけた

途中で泰海が泣いてしまったから全て話すことになったけど

しばらくしてからお昼から家にいて欲しいとメッセージが入ってた

わかりましたと返信はしたけど、

もしかしてテヒョンも一緒に来てたのかな

昼から...テヒョンを連れてくるのかな

会えるかもしれない嬉しさは少しあるけど
どんな顔して会ったらいいのか分からない

テヒョンの人生をすごく変えてしまうかもしれない

息が浅くなって手足が冷える

ピーーンポーーン

「Aさーん、ひろみくんお迎えきたよー」

「はーい！」

お隣の奥さんが来た

お隣さんはご夫婦2人暮らし
奥さんが元保育士でお子さんも4人育てあげた方で

いつもお昼頃から泰海をすこしだけ見てもらってる

最初は大変だろうと思いお断りしていたんだけど、
毎日何も刺激がないし、とても癒しになるから是非と言われ

お言葉に甘えて、インスタを始めてオーダーが増えてきた作品を作ってる間いつも預かってもらってる

「今日、少し外出しても構いませんか？」

奥さん「うん！全然いいよ？お迎えの時間だけ連絡くれたら用意しておくよ！ゆっくりしておいで！」

「いつもありがとうございます！」

奥さん「いつも1人で大変なんだから、いつでも甘えてね」

そう言って手馴れた手つきで泰海を抱っこして連れて行ってくれて家に入るのを見届けて、車に乗ってある場所に向かった