君を想う4------TH (ページ30)

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仕事を終わらせて最終便でやってきた

久しぶりのこの街、夜は真っ暗であの海もあんまり見えないけど、昔初めてAと会った時の旅館にジミンとチェックイン

胸がすごくキュッとなる
あの日に戻りたい...やっぱりここはAとの思い出が濃すぎて少し辛くなる

でもきっとジミンは僕に元気になって欲しくて連れてきてくれたんだ、ずっとインスタであの海を眺めてたことを知ってるから

前来た時とは違う部屋

良かった...

JM「ホントいいねここ。明日のご飯が楽しみ！さ、お風呂はいったし、ゆっくり飲も！」

居酒屋の買い出しですか？レベルのお酒を持ち込みテーブルに広げるジミン

TH「明日早く起きたいし少しにしとくよ」

JM「は？せっかく来たのに付き合えよぉー明日起こしてあげるからさっ！」

TH「....」
ジミンが早起き？

JM「せっかく旅行に来たのに起きるよ！笑」

TH「まぁ少しくらい付き合うよ。笑」

それからジミンは僕の大好きな曲を掛けてくれて
気分がよくなって結局たくさん飲んですごく酔っ払った

気持ちよくてもう寝ちゃいそう

あ、アラームかけたっけ？

ジミンが起こしてくれるからいいか

海まで歩いてきた

ぴょんぴょん跳ねながら
シーグラスを拾うAが僕の足元まで来て僕を見上げて

「テヒョナも一緒に拾おう！」

そういって手を繋いでたくさんシーグラスを拾う

暑くなったからそのまま一緒に海で遊んで泳いで

2人で見つめあって抱きしめ合う

すごく幸せ

消えて欲しくないこのままずっと一緒にいて欲しいのに

僕の腕から消えて行きそうになるA

「A！待って！！消えないで！！！！」

はっとして目が覚めて、薄暗い中見えてきたのは

隣のベットでパックしたまま寝てるジミン

TH「ゆめか...」

夢の中でもAと離れさせるなんて...
神様は意地悪だ

喉がカラカラで水を飲みに行ってすぐにベットに入った

飲みすぎてまだ天井が回ってる

もうあんな夢見ませんように

そう願ってまたすぐに眠りについた