君を想う4------TH (ページ28)

今日:72 hit、昨日:28 hit、合計:83,857 hit

178 ページ28

「え！？言っちゃったの？なんで？」

ついつい大きい声が出てすやすや眠る息子が起きるんじゃないかと思ってベビーベッドを確かめる

しっかり寝ていたので久美の電話に意識を戻す

夜寝る前に、電話少しできる？と久美からメッセージが来たので電話をかけると、「今日ジミンさんが来てAの居場所言っちゃったの、、」と言われ今に至る

クミ「幸せになって欲しい。ただそれだけなんだよ、。何が正しいかとそんなことより、AとAの大事なその子に幸せになって欲しい。ジミンさんの必死さ見てたらずっとAが1人で子供を育てて生きてくのは違う気がしたの、、ごめんね、」

「...あやまらないで、、私こそこんなこと久美だけに背負わせてしまってごめんね。。でも、もし、、もしテヒョンが来てもどうしたらいいか分からないよ...」

クミ「自分の気持ちに素直になって。Aは人のことばかり考えすぎてる。それが逆にテヒョンさんの為になって無いかもしれないよ？」

「.....うん、そう、、だよね」

クミ「きっと先に来るのはジミンさんだと思う、私が言ったこと守ってくれるなら1人で来るはずだから、ジミンさんに任せてみたらどうかな？どうしたいのかちゃんと伝えるんだよ？きっとAと話してからテヒョンさんに伝える気なんだと思う。忙しいからそんなにすぐは来ないと思うけど..」

「うん、分かった、、久美いつもありがとう」

電話を切ってからベビーベッドで眠るひろみを見る

「寝顔までほんとにソックリ...うっ、、、ぅっ」

1年間蓋をしてきた気持ちが溢れ出す

「会い、たいな...っ」

毎日彼の面影が残るわが子を抱きしめて思う
ここに一緒にテヒョンが居たらもっともっと幸せなんだろうなって

私がこの子を幸せにすると心に決めたのに

何度も想像した3人での生活

現実的では無い想像を

この事実をテヒョンが知ったらどうするんだろう

勝手な事した私を怒るのかな

そもそももう彼女とかいたら私すごく邪魔じゃない？

彼女...

いたら嫌だな...

そんの事言える立場じゃないのに

私、、いつになったらテヒョンを忘れられるんだろう。