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不思議な対面 ページ12

SEVENTEEN HOSHI side


ホシ「...へ?」



開けた練習室の扉を一度閉めてみる。

...きっと気のせい、かな。

もう一度開けてみる。



ホシ「...え!?ちょ、え、うそっ」



気のせいじゃなかった。

部屋のど真ん中で横になっている人にゆっくり近づいてみる。

髪が長いから多分女の人。
練習生じゃないだろうからきっと___



ホシ「やっぱり...」



DITE先輩だ。





まず冷静になろう。

俺は自主練をしようと思っていつも使ってるこの練習室に来ました。
そしたら先輩がいました...?

...この部屋は俺達が使ってることが多いから驚いた。
他の部屋は今日機材が置いてあって使えないみたいだし...

もうとっくに日付は越えてる。
起こした方が良いのだろうか。



ホシ「あの、先輩...DITE先輩...」



ちょんちょん、と肩を突いてみても起きそうにない。

ちゃんと叩いた方が良いのかな。
でも触っちゃって良いのかな。



ホシ「せ、先輩!DITE先輩!」

『...だあれ』

ホシ「え、あ、SEVENTEENのホシです...」

『ホシくん............っ!?』

ホシ「い"っ!?」

『え、ごめんなさい!!!!』



いきなりバッと起き上がった先輩と俺の頭がクリーンヒット。

心配そうに顔を覗き込んでくる彼女の額はほんのり赤くなっていた。

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作者名:まりも | 作成日時:2024年3月12日 1時

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